セルライトは自力では落とせない?

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セルライト

多くの女性を悩ませる「セルライト」。

太ももの裏にできてしまうと、

せっかくのショートパンツもキマりません。

そんな女性の悩みを解決するべく、

現在さまざまなエステサロンや健康食品会社が競争しています。

 

【セルライトとは?】

Young woman folding skin on her hips - close-up fragment

一般的に太もも、おしり、お腹、二の腕などにできてしまう皮膚の凹凸が

「セルライト」と言われています。

 

なぜこのような凹凸ができてしまうのでしょうか?

 

そもそも「セルライト」という言葉自体は、

エステ業界や健康食品業界で使用されているものであり、

医学的には用いられません。

 

「セルライト」と呼ばれているのは、

皮下脂肪の脂肪細胞が肥大化し、

脂肪細胞から出ている線維芽細胞が皮膚の方に引っ張られ、

凹凸が見えやすくなっている状態です。

 

女性にセルライトが多い原因は特にこの3つ。

・男性に比べて皮下脂肪が多い

・筋肉が少ない

・男性に比べて皮膚が薄く目立ちやすい

 

【なぜ落ちにくい?】

Duck fat in baking pan

セルライトが落ちにくいのは、肥大化した脂肪細胞により

毛細血管やリンパ管が圧迫されて血流が悪くなり、

代謝がうまくいかないからです。

 

お腹周りの内臓脂肪が比較的落ちやすいのは、

消化管の間にある内臓脂肪は代謝されやすいから。

その分、女性は皮下脂肪が多いため脂肪が落ちにくくなります。

 

エステ業界では、

「セルライトは脂肪に老廃物がたまり変形しているので、

ふつうのダイエットでは落ちない」

「セルライト除去には専用の機械や処置が必要なので

うちでキレイになりましょう!」

というのが契約のための決めゼリフです。

 

しかし、医学的にはセルライトは特別な脂肪細胞ではなく、

ほかの脂肪細胞と同じ構造であることが確認されています。

普通の脂肪と同じように、食事管理と運動を組み合わせることで

セルライトも目立たなくなります。

 

【セルライトをなくすには?】

summer holidays, travel, body care and people concept - close up of happy young women on beach from back

セルライトがセルライトを呼び、体内には悪循環が生まれます。

極端な食事制限をしても、より循環が悪くなり、

脂肪が燃えにくくなったり、肌が荒れたりしてしまいます。

 

セルライトをなくすには、毎日お風呂などで身体を温めながらマッサージをして、

適度に運動をして、バランスの良い食事を心がけることが必要です。

「特別な装置がなければ落ちない。」そんなことはないのです。

 

冷えや運動不足がセルライトの原因となり、

セルライトがさらなる冷えやむくみを起こします。

立ちっぱなし・座りっぱなしはむくみ・セルライトの大敵。

とにかく、毛細血管やリンパ管の流れを良くしてあげることが大事なのです。

 

【参考文献】

セルライトに対する漢方医学的検討

矢久保修嗣 木下優子、荒川奉行、尾見徳弥

日本大学医学部東洋医学講座 クイーンズスクエア

http://ci.nii.ac.jp/els/110002536646.pdf?id=ART0002814812&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1434943127&cp=

 

医学と医療の最前線 脂肪組織機能異常とインスリン抵抗性

石川 耕、横手幸太郎

https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/102/10/102_2691/_pdf

 

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